東京駅をつくった男: 日本の近代建築を切り開いた辰野金吾
発売日 | 2014-12-05
江戸時代が終わるころに、唐津藩(佐賀県)で下級武士の家に生まれ、
まもなく武士の時代の終わりを体験。
明治時代の初めには、まだ新しい学問だった建築学を東京で学び、
大正時代にかけて、日本中にたくさんの建物を設計しただけでなく、
大学で若手を育て、日本の近代建築を開いた辰野金吾。
彼が手がけた代表的な東京駅をはじめ、
日本銀行や地方の銀行、私鉄の駅舎やホテル、発電所など、
いまも全国に残る、二十をこえる建築物に近づくと、
激動の時代を生きぬき、「建築」という世界の礎を築いた金吾に、
まるで出会えたように感じられるかもしれません。
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