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バウムスタイルアーキテクト一級建築士事務所
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Okayama H_House
敷地は倉敷市の古い町と新しい町とが混在した場所にある。
既存の街並みが更新時期に入り建て替えや改築が行われる一方で、
新しい道路が敷設されたことによる新しい住宅が多く建ち始めた地域である。
20代後半の若いご夫婦のための住まいを考えた。料理が好きなご夫婦のため1室空間のLDKと、
今後家族が増える事を想定した開放的かつ最小限の空間を求められた。
パッシブソーラーデザインを意識し、リビングには大開口の木製サッシ(ガラス戸・
格子網戸・障子)を設えて、風の流れ、太陽熱の有効利用を検討し設計を行った。
1室空間の開放的なLDKであるが、畳コーナーやスタディスペース・腰掛けられる窓際など、
色々なところに「居場所」を設ける事で単純になりがちな空間を楽しく過ごせるように
設計した。
また、アウトドア好きなお施主様の道具を仕舞う玄関収納と外部収納も充実させた。
外部空間については、四国にあるイサムノグチ庭園を参考にし、石組みのある庭を設計し、
LDKと庭が一体となるように計画をした。施主様の意向により、石組みは四国の庵治石を
使用し、現在石の積み上げを施主様自ら行っている最中である。セルフビルドによる外構を
行う事により、建物と庭との関係をゆっくりと吟味しながら完成をさせていく予定である。
少し時間はかかるかもしれないが、庭の完成が楽しみである。
Data

一般住宅設計 | 藤原 昌彦

種別 | 新築

構造 | 木造

予算 |

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