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早川結一級建築士事務所
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日宣神田第2ビル
商業地域における建物スケールの在りかた
商業地域においては建物容積の最大限活用が求められるため、
敷地の都市計画により建築ヴォリュームが決定され、
自然、近隣建物とのスケールが同じものとなる.
建物ヴォリュームに対して比較的矮小な歩道との相関関係から、
本件ではヴォリュームスタディの段階で
建物を分節・折り曲げるという操作を行うことで
過大なスケールによる圧迫感に対する解決を見出す計画とした.
外壁材はプレキャストコンクリートカーテンウォールによる
組積造のような外観は、量感と質感を併せ持ち、
総じて重量感と温かみのあるテクスチャとした.
内部に吹抜けとソトニワを持つオフィスは
豊かな執務環境を形成し、建物上空に「透け」
をつくることで建物の重量感の軽減に寄与している.
*伊藤博之建築設計事務所での設計担当案件
オフィス設計 | 早川 結
種別 | 新築
構造 | 鉄筋コンクリート
予算 |