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tentline(テントライン)
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wedge
[ 所在地 ]神奈川県横浜市
[ ロケーション ]鋭角に交わる交差点角地。
[ 敷地面積 ]132.95㎡
[ 延床面積 ]156.88㎡
[ 竣工年 ]2014年
[ 構造設計 ]水口建築デザイン室
[ 施工者 ]株式会社キクシマ
[ 作品解説 ]
横浜の中心観光地近くの坂道に面した敷地。桜並木の歩行者の多い上り坂と、細くて急勾配な下り坂の三叉路に挟まれたくさび形の変形敷地である。さらに風致地区でもあるため2つの道路からの大きな外壁後退が求められ、第一種低層住居専用地域のために高さ制限も厳しい中で三層のコンクリート打放し住宅を可能な限りのボリュームで設けることが要件であった。建物の形状は自ずから敷地形状をそのままセットバックしたようなくさび形の形状となり、半地下の寝室+1階の水廻りとサロン、2階のLDK、そして屋上の塔屋とテラスという構成として最大の床面積を確保し、杉本実型枠コンクリート打放しのマッシブな表情の外壁に、周囲に拡がる丘陵の緑や、街の夜景、街路樹の桜へと眺望を求める開口部を穿っている。街路から見て最も目立つ道路交差部はそのまま鋭角の硬いコンクリート外壁のエッジを立ち上げていてこれがこの建物の象徴的な表情ともなっている。
一般住宅設計 | 水口 裕之
種別 | 新築
構造 | 鉄筋コンクリート
予算 |