幹線道路から１本入った農用地に伸びやかな平屋を計画。

ご家族から集まるＬＤＫ（パブリック）と各居室（プライベート）のゾーニングを互い違いにすることで、外部からの視線を遮りつつ、内部からは豊かな景色だけを切り取れるようなレイアウト、建物形状としました。

全居室は南面を向き、どの居室も明るく前庭へ飛び出していけるようなプラン。
合わせて全居室の南面に大開口をデザインすることで、自然を身近に感じ、豊かな時間が過ごせる暮らしをご提案しました。

玄関と隣接しておよそ30畳のＬＤＫを設けることで、ご家族が自然と集まり、つながりを強められる空間に。

タモ材の無垢フローリング、節の少ないグレードを施すことで、シンプルでモダンな空間に、主張しすぎない木の質感で柔らかな内装を設計しました。

また、ＬＤＫの壁には、子どもが落書きできる黒板塗装壁を設け、子どもｍ線からも「楽しい」と思ってもらえるアソビを加えました。

子ども部屋は、いずれは仕切れるよう想定した空間。
子どもが小さいうちは、プレイルームとして走り回れるような広い空間として利用し、ご家族みなさんが集う寝室としても活用できます。

個室が必要なタイミングで仕切ることができ、またさらに将来は元の形状に戻せるようフレキシブルな空間をご提案しました。