8,238view
加藤隆久都市建築事務所
755view
武雄K邸
診療所併用住宅の住宅部分。80mの細長い敷地を生かしていくつもの庭をつくり、機能的で魅力ある建築を目指した。住宅はLDが面する南庭を中心に構成されるが、南庭の他にも玄関の前庭、茶室に行く露地の庭、浴室のための屋上の庭がある。茶室だけは診療所の北庭を借景している。
LDは2層吹抜きで南北両側の大開口が南庭と露地の庭に開く。中央に「光のブリッジ」があり、2階天井は木造の特徴を生かし垂木の勾配天井でV字の束が空間にアクセントを与えている。
茶室は、床の間と脇床がガラススクリーンで、障子と柿渋和紙のパネルをは外すと、大開口となり庭を借景する「ガラスの掛け軸」が現れる。
一般住宅設計 | 加藤 隆久
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |