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設計組織Den Nen Architecture
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i-house
[ 作品解説 ]
北側が旧街道であり、旧堤防で土手に面したような敷地となっている。土手にはハナミズキや笹、モミジなど緑が豊富であった。対する南側は工場やマンションがたち並ぶ地方の郊外地といった雰囲気。そこで南側は塀によって閉じた南庭を中心とした配置計画をおこない、街から独立した外部空間を得られるようにした。南庭を囲むように建物をL字型に配置し、ハレ(玄関、リビング、客室)には大きく開口部を設け、さらに連続するようにぬれ縁を設けている。この上には京間で一間の深い軒をかけている。軒と縁、2枚の板に挟まれた空間。そして北側の土手の景色を取込むべく北側もすべて開口部をもうけている。北庭と南庭を取込んだハレの間の完成である。ケ(私室、水廻り)は箱状に囲われた壁の中に配置している。
設計 | 角直弘/小林大祐/水田康資
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