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藤間建築工房
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軽井沢のアトリエ兼別荘 (設計事務所)
[ 作品解説 ]
四季を通して利用できる事を前提に、計画したアトリエ兼住まい兼ゲストハウスです。いろいろなケースを考え、同時に3家族が利用出来る様にしています。内装は、桜の無垢床、珪藻土の壁、など自然素材を使用し、時が経つにつれ、段々と深みをまして行くような本物志向の建築を目指しました。また、夏はもちろん、厳しい冬に、いかに快適に過ごせるかを念頭において、暖房計画を行いました。過去の苦い経験から選んだ暖房は、輻射式の遠赤外線によるもので、これは空気を暖める暖房と異なり、床、壁、天井、家具など、人を含め物を、遠赤外線により暖めます。結果、大きな吹き抜けがあっても、上と下で温度差が無くとても効率的に暖房ができ、比較的低めの温度設定でも快適に住まう事が可能となりました。2001年に竣工してから四季を通して過ごしています。当初、軽井沢は、夏がメインに考えていましたが、この家ができてからは、あまりに冬が快適な為(寒さを感じ無い為)、予想外に利用が回数が多くなりました。皆さんは不思議と思うかもしれませんが、軽井沢は、ホワイトクリスマスの時期から3月ごろまで、街や山がとても美しく以外と冬がお勧めです。
設計 | 藤間 利一
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