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藤原・室 建築設計事務所
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生駒の家
奈良県生駒市の住宅街から、少し離れた場所に敷地はあります。 建築主は、自然が身近に感じられる雰囲気を気に入って、この敷地を購入したそうです。 敷地は東西に長く、東側には林があり、西には生駒山が見えています。 この地域の建設には、屋根や外壁に色彩規制があり、屋根は勾配のある切妻屋根とする、という規制があります。 そのような状況から、三角屋根を生かした空間デザインを考えたいと思いました。
建築主の希望としては、インドアの生活スタイルで、家の中から生駒山や林の景色が見える窓がほしい、 趣味の日本画を描いた絵が飾れる壁がほしい、とのことでした。
そこで、LDKなど家族が共用する部屋をギャラリーとし、それが東西に突き抜ける空間を提案しました。 ギャラリーは、空間を蛇行させることにより、雰囲気は場所ごとに異なり、東と西からの直射日光や反射光が 混ざり合う様子を楽しめる空間としています。
中央の空間には、玄関とキッチンがあり、東側には、リビングダイニングとサンルーム、アトリエがあります。 リビングとサンルームには、隣地からの目線を遮りながらも、林の景色を楽しめるようにしています。 玄関より西側にはセカンドリビングがあり、生駒山の景色が見ることができます。
場所:奈良県生駒市
竣工年:2015年
用途(家族構成):専用住宅(夫婦+子供2人)
敷地面積:285.04㎡(86.22坪)
建築面積:96.00㎡(29.04坪)
延床面積:92.40㎡(27.95坪)
階数:地上1
構造:木造
写真撮影:藤原慎太郎
一般住宅設計 | 藤原慎太郎/室喜夫
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |