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藤原・室 建築設計事務所
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景色を楽しむ家
景色がひろがる敷地に建物はあります。
南国のリゾートが好きな建築主の方で、景色を楽しみながら日々の生活が過ごせるような敷地を、数年間掛けて探し出したとのことです。
そのような経緯から、この景観を家中から楽しめ、さらに景色のイメージを増幅させる空間を提案したいと考えました。
そこで、敷地の中に2本の植栽の道を設定し、それが建物を貫くことで、外部の景観と内部の空間が、親密に繋がっていくデザインを提案しました。
植栽の道は、建物内に入ると植栽が植わったサンルームとなり、建物内部に緑と光をもたらし、建物内部を貫いていきます。
建物中央にはLDK空間があり、そこから、景観を望むとサンルームとガラスに反射した景色が映り込みます。
サンルームがあり、そのガラス面に外部と内部の緑が重なり合うことで、建物内部に景色が入り込んでくるようなイメージを実現しています。
中央のLDKの周囲には、サンルームを挟んで寝室や子供室、和室、オフィスといった個室を配置。
全ての個室からサンルームを望むことが出来ます。
外部の目線は気ならず、リゾートのような雰囲気を実現しています。
さらに、夜はサンルームの植栽がライトアップされることで、グランピングのようなイメージになると、建築主の方の感想を頂いています。
場 所: 奈良県
竣工年: 2015
用 途: 専用住宅
階 数: 1
構 造: 木造
一般住宅設計 | 藤原慎太郎/室喜夫
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |