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中庭のある家|水谷嘉信建築設計事務所
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大きなルーバーのある家|松ヶ鼻の家
中庭と大きなルーバーのある家 ー 30坪の狭小住宅
可動ルーバーと中庭のプライバシーの確保と開放的で魅力的な住空間の提案です。
大阪市内の都心部の一角にある不整形な敷地。約 8m のやや広い間口ですが、奥に行くほど尻窄みとなる台形の狭小地で中庭のある狭小住宅の計画です。
敷地の奥に中庭(光庭)を設け、また全面道路側に大きな縦型のアルミの可動ルーバーを設けることで、光と風通しを良くしながらもプライバシーを快適にコントロールが可能となりました。
さらに、中庭(光庭)は二階部分に床を設け、工作物としての人工地盤とする事で建築面積に入らない様にしました。
床はグレーチングのデッキとし、これによって二階の広間と中庭は一続きの広がりを持たせたスペースが可能です。
この中庭の床は下部の一階AVルームにも風と光を通すことが出来ます。大きなルーバーは、高さ 4.8m、幅 600mm、とアルミの羽根が12枚、電動で連動して動き三階部分にあるため一部が非常用進入口をも兼ねています。
間取りについては、一階に、地下室のような防音室、二階には、リビング・ダイニングと水廻り、三階が、寝室、和室、子供室で、さらに屋上庭園がある魅力的な間取りの狭小住宅、都市住宅です。
この中庭と大きな可動ルーバーによって、限られた条件の中でこの家はプライバシーを確保しつつも、最大限のボルームが確保でき、狭小地ですが大開口のある快適で広がりのある家の提案です。
一般住宅設計 | 水谷 嘉信
種別 | 新築
構造 | 鉄骨造
予算 |