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株式会社松岡祐作デザインオフィス
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ディーズフェイス2
[ 所在地 ]
福岡県福岡市中央区大名
[ ロケーション ]
商業地域
[ 敷地面積 ]
[ 延床面積 ]
289.20㎡
[ 竣工年 ]
2002/02
[ 構造設計 ]
[ 施工者 ]
[ 作品解説 ]
敷地のある福岡の大名界隈は、飲食店・物販店・美容室といった様々な商業プログラムが展開されています。それらに応じて、建築・内装デザインにも様々な色や材質、形態が用いられています。典型的なアジアの一風景です。このコンテクストにおいて、商業建築は、前述したアジアの風景と、建物自身の内装デザインの境界に位置します。そこに求められるものは、従来の「自己完結型」の、設計手法や際立つ素材の採用ではなく、
□境界という視点で空間を構築していくこと
□内装デザインを納めるハコとしての役割を見つめ直すこと
□形態レベルで、このコンテクストの中での確固たる存在方法を選択すること
であると考えました。それらを踏まえた上で、設計においては、階段室・カーテンウォールといった建築の主要素を、明確に分節し、出来るだけ長く、伸びやかな直線で構成する手法を用いました。階段室には、 3層・約10メートルの天井高さを持つ直階段をデザインすることで、特有の雑然とした街並から建物内部への導入に、動線・視線上の一定の距離を持たせています。カーテンウォールにはフレームレスの工法を用い、それ以外には建築に開口部を設けないことで、内装デザインの照明計画に配慮しました。全体を構成する長い直線は、この街並に対しては建築を、建築に対してはそれよりかなり小さなスケールで展開される内装デザイン・商品を、それぞれ際立たせる働きを意図しました。
店舗設計 | 松岡 祐作
種別 | 新築
構造 | 鉄骨造
予算 |