「きちんとした家づくりをする」
丁寧に作られた靴や鞄は、お手入れしながら使い込むうちにその人の手に足に馴染んできます。そうやって長く使い続けられる物には愛着が湧き、より大切に扱うようになります。家もそんなふうに付き合ってあげると、より長持ちし、そこには価値が生まれます。決して贅沢ではない本物志向。これからはそういうスタイルがいいですね。
日本の木造住宅の耐用年数は30年にも満たないというデータもあります。長く使えるものを選び、まだまだ使えるものを活かす工夫が大切だと考えています。