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川添建築デザイン
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京都市 桂坂 専用住宅 O邸
[ 作品解説 ]
京都市内で開発された分譲地を購入された更地に計画から参画し、輸入住宅風、洋風のヨーロッパ調のスタイルで傾斜地を利用し、屋内駐車場で車を2台収納し駐車場から屋内に出入りする構造とし、道路から玄関ポーチへのアプローチを階段で上がり、広い目のポーチから玄関ホールへと導入する。
外観は平面計画と、屋根が織りなす立体的なバランスを重視し、薪ストーブの煙突をデザインに取り込み、雰囲気を醸し出させている。
計画当初は、地下部分に、プールバー(玉突き台)とカウンターバーを設置しドライエリヤ(空堀)で採光する計画でしたが、予算がオーバーし取止めになり設計変更となりました。
構造は駐車場をRC造とし木造の基礎と一体化させ、強度を得ている。建物自体は木造の在来工法で組み、同じ「木組み」でも化粧の仕上げ方法で、洋風でも和風でも仕上がる日本古来からの工法である。
屋根に変化を付ける為ドーマ屋根を付け、飾りだけでは無く2階の中廊下を明るくする為のトップライトに利用しています。
内装については、地域的に冬に底冷えする地域なので、出来る限りの断熱仕様としています。
一部の部屋には、薪ストーブを設置し、見た目の暖かさと実際の暖かさを取り入れています。
浴室もサウナを設置し、ゆったりと入浴タイムを楽しんで頂いております。
玄関ホールについても、出来る限りの「ゆとり」と豪華さを考え、オープンな階段で閉塞感を無くしております。
おばあちゃんが同居される二世帯住宅で、日当たりの良い南東角に部屋を配置し部屋の中にトイレを設置し、お風呂にも近く、快適に暮らして貰う配慮がされております。
こう言う輸入住宅の様な洋風建築でも一部の部屋には本格的な和室をしつらえ、お仏壇を収納しライフスタイルに安心感を与えています。
特に無し
設計 | 川添 勝重
種別 |
構造 |
予算 |