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高野俊吾建築設計事務所
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HO邸リノベーション
35 年前に建てられた木造住宅、子世代へと引き継がれたいま、既存プランと生活スタイルの不整合を整理して4つのコンセプトを基に“いま” と” これから” の暮らしにあわせてリノベーションしました。
□4つのコンセプト
①中心をつくる
②風をぬく、光を取り入れる
③外部空間をうまく使う
④レイアウトが変えられる
物置となっている縁側と普段使いしない和室が大きな面積を占め、それぞれがバラバラとなっていた室。収納を集約し、屋根を抜いて新たに設置したハイサイドライトにより光が差し込む階段を中心にした回遊動線によって繋ぎました。また、夏は熱気がこもり暑く、冬は底冷えし寒い。快適な居住環境を機械による力技ではなく、断熱性能の向上と自然採光と自然通風を可能にするハイサイドライトの導入により実現しました。
□TOP画像
ハイサイドライトから導入された自然光が北側で暗くなりがちな玄関を明るく照らしています。
リビングと玄関をつなぐ竪格子扉は夏-通風のため:開、冬-暖気止めのため:閉により温熱環境をコントロールします。
一般住宅設計 | 高野 俊吾
種別 | リフォーム・リノベーション
構造 | 木造
予算 |