[ 作品解説 ]
敷地は高崎市から車で15分程度の郊外にあり日本3古碑の一つである多子碑がある吉井町の東部でトウカエデの林の中にある360度眺望が望める自然環境にめぐまれた場所です。
全体のイメージはこの近辺でも良く見られる農家を現代的にアレンジして計画することを基本的な考えとし、この場で仕事を含む生活の総べてを包み込む器として計画しました。 敷地はなるべく手を入れず樹木を必要最小限伐採しそこに家を挿入する形としました。南側の大きな吹き抜けのある玄関土間、LDK空間を中心に各個室等を配置し1階、2階が大きなワンルーム空間となり、開放的な浴室、展望デッキなどを計画しこの場所で生活を楽しむために外部との連続性を考慮した解放的な家となる様計画しました。

2007ぐんまの家設計建設コンクール 最優秀賞