[ 作品解説 ]
●ローコストハウス ●耐雪2m ●高気密高断熱工法
●ライフスタイルの変化に対応
「お金はないけれどデザイン、性能の良い家に住みたい。」という28歳の若さで土地を購入し、残ったお金で二世帯住宅を建てたいという施主が相談にみえました。安ければ良いというのではなく、デザイン、設計の重要性を理解していることに心が動かされました。コストとライフサイクルの変化を考え、比較的安価な軽量鉄骨柱を採用し、梁は重量鉄骨で耐雪2mの構造とし、中間に柱をなくし、将来の間取り変更に対応しました。鉄骨造は気密性能を確保するのが難しいため、外壁、屋根は木造とし、木の間柱に断熱材で鉄部を覆い、気密シートを施した高気密高断熱の家を実現しました。2004年当時で施工坪単価約40万円のローコストハウスです。