[ 所在地 ]
大分県宇佐市
[ 延床面積 ]
286.37m2（施工面積）
[ 竣工年 ]
2013年
[ 作品解説 ]
敷地内には保育園と庫裡、渡り廊下で接続した本堂と2つの離れがあり各年代に作られた建築の一体化と住宅、お寺としての機能、動線の再構築を軸に計画したリノベーション。
北側の離れ2つと庫裡に囲まれた中庭と南側玄関を撤去し新設のテラスに南北の大型サッシを通して2つの庭を通して採光、風が流れる様に計画。
各部屋、各場所において家族の気配が感じる事が出来る様に欄間、建具などを配置しダイニング、キッチンにおいてはお寺の行事や来客に応じて可変し対応出来る様に計画段階で配慮した。
南側テラスには通風と保育園側からのプライバシーを確保する為木製格子を設置。
中庭は多くの部分をデッキ敷きにして各建物に外部からも直接出入り出来る様にデッキを廻れる計画とし、北側には木製格子の門を新設する事で外部からの視線を軽減し中庭のプライバシーが保たれる。