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SO建築設計
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光庭のある家
[ 所在地 ]東京都世田谷区
[ ロケーション ]周囲を住宅に囲まれ、間口が狭く奥行のある狭小敷地
[ 敷地面積 ]70.80㎡
[ 延床面積 ]126.35㎡
[ 竣工年 ]2006年
[ 構造設計 ]THR構造設計室
[ 施工者 ]小川建設株式会社
[ 作品解説 ]
都内世田谷の狭小地に計画した木造3階建住宅です。
周囲を住宅に囲まれ、間口が狭く奥行のある敷地に充分な採光を確保するため、建物中央部に外部吹抜の光庭を設けました。光庭の両側に各部屋を配置し、スキップフロア状に階段で繋ぐことにより、光庭を通してどこにいてもお互いの様子がわかる構成としました。
また、2階の光庭には、FRPグレーチングを敷き、光や風を通しながら、外に出られるようにし、夜間は埋め込みのアッパーライトや、スポットライトによりライトアップされ、光庭を明るく照らし出すようにしました。
全体の構成としては、1階は道路側ピロティ部分を駐車スペースとし、光庭と一体となった広々とした玄関ホールから階段を上がり、レベル差を利用した床下収納のある寝室を配置し、2階には東西面にそれぞれ、充分な容量の壁面収納のあるリビング、ダイニング・キッチンを配置し、3階には上部にロフトがあり、将来2部屋に仕切れる子供部屋、勉強コーナーと、パソコンスペースや、光庭を通して外が眺められる浴室のある洗面・水廻りスペースを配置しました。
また屋上には階段を上って出られ、近くの公園の緑や、遠くの街並みまで一望できるようにしました。
構造は高い耐震性をもつ構造用集成材による接合金物工法(SE工法)を採用し、外断熱通気構法により高気密高断熱性能を確保しました。
一般住宅設計 | 日吉 聰一郎
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 | 2400万円