住宅の再生×耐震補強×バリアフリー

築50年の2階建て木造住宅を平屋の小さな終の住処へとリノベーションするプロジェクトです。

2人のお子様が成人しそろそろ独立されるというご夫婦のために、敷地内にあったご両親の家を大幅に減築して車椅子でも生活できるようなバリアフリーの住まいへと変化させました。同時に将来を見据えた断熱補強、耐震化工事も行っています。

コンパクトな暮らしへシフトするために間取りは小さく、引戸を開けると大きなワンルームに近いようなプランとなっています。また、デッキとつなげてスロープを作り段差の大きい玄関を使わなくても出入りできるようにするなど、もともとあった日本の住宅の解放性を活かしながら年齢を重ねても暮らしやすい住まいへと変化しています。