16,997view
有限会社 ディー・アーキテクツ
1,622view
葛城の家
設計データ
所在地:奈良県葛城市
主要用途:住宅(改修工事)
構造規模:木造伝統工法2階建て
1階改修床面積:175.80 ㎡
設計期間:2013年9月〜2013年12月
工事期間:2013年12月〜2013年4月
「保全的建築手法」
敷地は葛城市の伝統的民家が建ち並ぶ地域に位置し、近景には美しい葛城山が望むことが出来る。今回の改修計画では、クライアントからいくつかの問題点が示されていたので、それらを解決することは勿論の事、こちらからは大幅な動線計画の見直しを提案することとした。それは旧家に有りがちな、仏間や客間が普段は使われることが少ないにも関わらず、日当りや風通しの最も良い場所に位置していることである。そこで、仏間と客間を離れに移動させ、その場所に生活の中心となるLDKを配置させた。また、既存の天井や欄間、建具なども再利用するという「保全的建築手法」によって、この住宅が持つクウォリティーを確保することを目指した。
一般住宅設計 | 土居英夫
種別 | リフォーム・リノベーション
構造 | 伝統工法
予算 |