30,032view
ニュートラル建築設計事務所
998view
北大和の家
建て替え前はLDKが南側(擁壁側)にあり、視線の配慮からレースのカーテンを常時使用しなが
ら生活されておられました。
様々な建物形状の検討を重ね、視線を遮りながら南側の光を技巧的に得るより、シンプルに
北側を向き豊かな景色と安定した明るさを存分に取り入れる計画としました。
加えて平面形状を「くの字」とし、既存の樹木(シラカシ)を活かしつつ南東西の3方からの
視線を外しています。
くの字でできた様々な庭は、愛犬が行き来します。その様子を室内から感じられるよう、
1階には各所に地窓、はきだし窓を設けました。また、ダイニングに設けた大きな吹抜けは
上下の気配をつなげます。
家を包み込む断熱材は、どれも少しだけ良いものを選択。
吹抜のシーリングファンで空気を循環させ、 真冬でも1階のエアコン1台で家じゅうが暖か
くなる程です。
北向きと「くの字」のメリットを最大限活かし、
空と緑を感じる明るい住まいができあがりました。
一般住宅設計 | 山形 学 ・ 山形 梨依
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |