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株式会社 アーキテクト憧
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N8-house 「III-BOXの家」
プライバシーとセキュリティ性能を確保しつつ、家族が安心して楽しめる住宅空間を造ることをコンセプトに設計を進めました。
建物正面の縦シェードは水平さを強調し建物全体にリズムを与え、夜になればまた異なる表情の変化を楽しむことができます。
木を使ったあたたかな雰囲気のある玄関の空間を抜けると、大きなガラスの向こうには季節を感じることのできる中庭が出迎えます。この中庭はリビングに面しており、日々の生活の中でも移りゆく自然を感じることができます。
さらに中庭に面したリビングの反対側には、プライベートな庭を設けており、リビング、キッチン・ダイニングで囲まれるように配置されています。
リビングは、2階分の天井高をとり、大きく開けられた開口部から室内に自然光を十分に内部にもたらします。
キッチン・ダイニング奥の階段横の収納の上は、中二階の書斎の机と一体となっており、階段6段分の広い仕事机が階段横に現れます。
書斎の奥の階段を上った2階は、子供部屋と寝室が配置されています。
建物の裏側は建物正面から見る2階建ての外見とはまた異なる顔を持ち、中心である中2階の書斎の部屋の軒をブラックにすることで建物全体を引き締めます。
ファサードには2階の子供室、主寝室とリビング吹抜の3つのボックスをつくり、室内は家族のコミュニケーションを取りやすくする為に3層のステージで構成しています。
建物全体は自然を生活の中に取り込みつつ各部屋が独立しており、プライベートな空間もあわせもつ配置計画となっています。
一般住宅設計 | 佐藤 正彦
種別 | 新築
構造 | 木造
予算 |