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真銅祥一朗建築設計事務所
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R - ハウス
| シンプルにすることで、美しさと合理性が生まれる空間
新しい生活を始めるための既存家屋のリフォーム工事である。
クライアントからの主な要望は30~40代の子育てが生活の中心となる期間は、すっきりとした明るい空間で気持ちよく生活をおくりたいということ、合わせて極力物は置きたくないとのことで全て隠れるように収納したいということでした。
平面計画は既存の壁を取り払い、一室のLDKと洋間2室、水廻りというプランへと形状変更されております。
全体的な色調は白を基調とし、各部のディテールや装飾は細部に至るまで徹底的に消去しました。
またLDKにある幅4500mmの大開口部は、開口高さは1900mmに抑えることで空間の重心を下げ、水平方向への拡がりを持たせると共に庭方向への奥行きを演出しております。
その大開口部には6枚建木製引き戸がはめこまれ、それらは必要に応じて全て袖壁に引き込むことができるように設計されています。
気候の良い時期などには、その建具を全て開放するこにより、外部デッキ、その先の庭へと空間は連続し、光や風を直接感じることができます。
一般住宅設計 | 真銅 祥一朗
種別 | リフォーム・リノベーション
構造 | 鉄筋コンクリート
予算 |