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荒井好一郎建築設計室
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富山市オフィス
富山市の電気設備工事会社「株式会社ケイ電工」の社屋リノベーション工事。
現在の業務に合わせた、エントランス・応接・休憩スペース空間の構築が依頼内容で、倉庫スペース・エントランス・2階事務スペースをどのように繋ぐかという動線計画も設計上非常に大切な要素でした。
下足上足の履き替え場所を変更することで上記の3つのスペースを効率よく繋ぐこととし、以前は2階にあった応接・打合せスペースを1階エントランスに面して設けることで業務の効率化を図りました。
エントランス正面の応接室は、60㎝×120㎝の大判タイルで囲い空間のアクセントとし、打合せスペースはダークグレーの下がり天井を設けることで落ち着いた雰囲気をつくりました。また、エントランス・休憩室・仮眠室は可動間仕切りで繋がっているため、全て開け放てば社員が集会できる大空間に変わり、空間をフレキシブルに活用できると共に将来的な使い方の変更にも対応できるようにしています。
会社の核となる「努力」「挑戦」「進化」「信頼の技術力」という考え方を、直線的な造形、モノトーン色と間接照明、金属・ガラスというインダストリアル感のある素材によって表現し、株式会社ケイ電工の顔として相応しいと感じられる空間を目指しました。
オフィス設計 | 荒井 好一郎
種別 | リフォーム・リノベーション
構造 | 鉄骨造
予算 |